Viva!作詞家

♯15 安井かずみさん(その5:1975-1979)

大ヒット連発の1974年と比較すると、 アイドル歌謡全盛期もやや落ち着いた感じですが、 1977年には加藤和彦さんと結婚されて、 お二人のコンビで80年代ポップスに 新たな世界を拓くまでの重要な転換期… といった印象があります。 スリー・ディグリーズの『に…

♯14 安井かずみさん(その4:1974)

まだまだ続く黄金の70年代。 アッコさんの『古い日記』、ヒデキの『激しい恋』、 そしてマリさんの『夏のせいかしら』が 同じ1974年に、同じく馬飼野康二さんとのコンビで 生み出されていたんですね〜。まさに絶好調。 プレイリスト「Yasui Kazumi Works(4) …

♯13 安井かずみさん(その3:1973)

安井ワールド黄金の70年代のつづき、 1973年だけで一回分です。 ジュリーもルミ子もヒデキもアグネスも拓郎も! プレイリスト「Yasui Kazumi Works(3) 1973」 http://www.youtube.com/view_play_list?p=248048DE34224AE5

♯12 安井かずみさん(その2:1970〜1972)

辺見マリさんの『経験』、 小柳ルミ子さんの『わたしの城下町』をはじめ、 ヒット曲が目白押しな1970年代前半です。 1970年にはご自身が歌うアルバム「ZUZU」*1を発表、 また著書も「空にいちばん近い悲しみ」を皮切りに次々と手掛けられていて、 まさにカル…

♯11 安井かずみさん(その1:1960年代)

安井かずみさんが作詞を手掛けた曲を探したら YouTubeだけでも200曲以上!あったので、 その「国民的作詞家」としての業績を 年代別に聴いていこうと思います。全7回予定! プレイリスト「Yasui Kazumi Works(1) 1960-1969」 http://www.youtube.com/my_play…

♯10 山本正之さん

一度聞いたら覚えてしまう軍歌調のメロディーと、 時代風俗がたっぷり詰まった歌詞。 「タイムボカン」シリーズをはじめ アニソンと言えばこの人!という印象ですが、 デビュー作『燃えよドラゴンズ!』以来、 その作風は一貫して応援歌という気もします。 …

♯9 郷伍郎さん

"♪あまりにもおばかさん"という挑発的な詞で 「反戦歌」としてお馴染みの『フランシーヌの場合』、 コミックソングという当初の狙い(?)を大きく逸脱した 名曲『とん平のヘイ・ユウ・ブルース』の作者として 知られる郷伍郎さん(またの名を「いまいずみあき…

♯8 中山千夏さん

名優!名歌手!そして作詞家! 文字通りの才女、千夏さん。 サユリスト・コマキストと並んで 「チナチスト(http://www12.plala.or.jp/chinachist/)」 もいらっしゃるんだそうで、 だったら私もチナチストになりますハイ! 遅れてきた世代のチナチストなの…

♯7 久世光彦さん

多才!多忙!多作!の久世さん。 その仕事の全貌は久世光彦 - Wikipediaで確認していただくとして、 ワタクシ的には『ムー一族』(1978)と『あとは寝るだけ』(1983)が大好きです。 作詞家としても、小谷夏、市川睦月、林紫乃のペンネームで 『ひとりじゃない…

♯6 楳図かずおさん

日本一若々しい73歳(9月で74歳)の楳図先生。 漫画家さんが自作の映像化に際して 主題歌を作詞する…というのは珍しくないですが、 楳図先生の場合、全然関係ないところでも 詞や曲を提供されているのがステキです! ▽1975年 へび少女(作曲:楳図かずお) …

♯5 島田陽子さん

もうすぐ(13:35から)NHKアーカイブスで 日本万国博特集やるらしいので この曲を……。 世界の国からこんにちは(作曲:中村八大) 歌:三波春夫 ♪こんにちは(こんにちは)西のくにから こんにちは(こんにちは)東のくにから この歌詞、公募だったんですね…

♯4 浜口庫之助さん

「日本のセルジュ・ゲンズブール(by木村立哉氏)」 ことハマクラせんせい*1。 1990年代以降はもっぱらラテン系の 「おしゃれな作曲家」として再評価されてきましたけど、 『僕は泣いちっち』『花と小父さん』『夜霧よ今夜もありがとう』 『みんな夢の中』など…

♯3 岸田衿子さん

岸田國士さんのご長女で、 岸田今日子さんのお姉さんで、 谷川俊太郎さんと田村隆一さんの元奥様(!)…… といったことはむしろ後で知ったくらいでして、 私たちの世代にとっては、 ハイジ→フラ犬→ラスカル→アンと続く 「カルピス劇場(後の世界名作劇場)」の…

♯2 谷川俊太郎さん

ご存じ谷川せんせい。 「ららら科学の子」とか「だれもしらない」とか 広辞苑に載せていただきたい名作連発の巨人ですが、 なのに作風はどこまでも「軽い」のがステキです。 アメリカでは(作曲:黛敏郎) ♪アメリカへ行けば 顔を洗うにもコカ・コーラ! モ…

♯1 別役実さん

「夜の歌謡シリーズ」で 面白い曲が見つかったので味をしめて(?) 今度は詩人だ!作詞家さんだ! というわけで研究してまいります。 まずは"さわやか神経症ソング"の金字塔 『まるで世界』で知られる別役先生から。 まるで世界(作曲:池辺晋一郎) ♪どーし…