♯37『恐妻節』

1952年 作詞・作曲:三木鶏郎
歌:森繁久彌(映画『‘±ŽO“™d–ð』主題歌)

♪つい勧められ 呑めぬのを
 酔ってゴロンで ワイシャツに 口紅つけたの
 「あ〜らごめんなさい」「なぁ〜に こんなの構わない」
 「とかなんとか仰って やっぱり奥様 恐いんでしょう」
 「…フフン」
 女房なんかこわくない! こわくないったらこわくない!
 こわくないったら 言うなれば

昭和なサラリーマンのファンタジーが楽しい名曲。
「とかなんとか仰って」ってあたりが
玄人女性っぽい言い回しでいいですね。
歌の最後は「(女房の声色で)あなたっ!」「………こわいよ〜」
ってオチがつくんですよね確か。



ところで「恐妻家」って言葉の考案者は
大宅壮一さんか徳川夢声さんだと言われているようですが、
恐妻家 - Wikipediaによると、
大正時代にはもう三田村鳶魚さんが使っていたそうですね。
代表的な「恐妻家」といえば峰竜太さん、佐々木健介さん、
野村克也さん、川崎麻世さん、そして菅直人さん……というわけで、
奥さんの強そうな人は、なぜか親しみがもてるという法則も(笑)
(アニメ版『ダメおやじ』の大泉滉さんもステキでした)

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あと、世界的に有名な恐妻家といえばこの方も(絶賛公開中!)