1941年 作詞:藤田まさと 作曲:江口夜詩
唄:上原敏、浅草〆香、近江志郎、日本橋きみ栄、田端義夫、高山美枝子、三丁目文夫、藤原千多歌
♪ひとつとや 日ごとに高まる浪の音
太平洋に危機迫る 用意はできたか 合点か
いざとゆう時ゃ 体当たり ソレ!
爆弾ぐらいは 手で受けよ
♪ふたつとや 不覚をとるな 恥かくな
心高まりゃ百万の 敵もひとりで受けて立つ
いざとゆう時ゃ 体当たり ソレ!
爆弾ぐらいは 手で受けよ
♪みっつとや 南の護り 国の楯
我が弟が夫がまた父が いま戦いの真っ最中
いざとゆう時ゃ 体当たり ソレ!
爆弾ぐらいは 手で受けよ
♪よっつとや 翼賛一家 一億の
意地とゆうのはただひとつ 笑って死ぬこと進むこと
いざとゆう時ゃ 体当たり ソレ!
爆弾ぐらいは 手で受けよ
♪いつつとや いくさに空襲 つきものだ
さわぐな 家焼くな 防火の訓練おこたるな
いざとゆう時ゃ 体当たり ソレ!
爆弾ぐらいは 手で受けよ
……日米開戦前の空威張りがよくわかる迷作。
今ならSheena Apple姐さんにもぜひご参加いただきたい歌詞ですね。
(♪われ〜ら 時代の風雲児っ ソレ!)
参考記事:戦前日本にはなぜトンデモ軍歌が溢れていたのか<軍歌を見れば、日本がわかる>辻田真佐憲 - 幻冬舎plus
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