ドキュメンタリー新刊・総決算2013

▽個人的ベストテン
『「監督失格」まで 映画監督・平野勝之の軌跡』
平野勝之柳下毅一郎ポット出版 4/16)

『観ずに死ねるか!傑作ドキュメンタリー88』
鉄人社編集部・編(鉄人社 3/29)
観ずに死ねるか ! 傑作ドキュメンタリー88

観ずに死ねるか ! 傑作ドキュメンタリー88

『現代中国独立電影(DVD付き)』
中山大樹(講談社 11/15)
現代中国独立電影

現代中国独立電影

『もういちどつくりたい テレビドキュメンタリスト・木村栄文』
渡辺考(講談社 7/31)『撮影術 映画キャメラマン大津幸四郎の全仕事』
大津幸四郎以文社 7/24)『中国抗日映画・ドラマの世界』
劉文兵(祥伝社新書 10/2)
中国抗日映画・ドラマの世界(祥伝社新書)

中国抗日映画・ドラマの世界(祥伝社新書)

『忘れられない日本人移民 ブラジルへ渡った記録映像作家の旅』
岡村淳(港の人 4/22)
忘れられない日本人移民 ブラジルへ渡った記録映像作家の旅

忘れられない日本人移民 ブラジルへ渡った記録映像作家の旅

『小さな会社でもできる「テレビCM完全ガイド」(DVD付)』
宮崎敬士(サイゾー 8/30)
小さな会社でもできる「テレビCM完全ガイド」(DVD付)

小さな会社でもできる「テレビCM完全ガイド」(DVD付)

『TVディレクターの演出術』
高橋弘樹(ちくま新書 11/6)『ラブホテル・コレクション』
村上賢司アスペクト 2/12)
ラブホテル・コレクション

ラブホテル・コレクション

[次点]『うちは精肉店本橋成一農山漁村文化協会 3/5)
うちは精肉店

うちは精肉店


▼新刊一覧

■評論・ガイドブック
『建築映画 マテリアル・サスペンス』鈴木了二LIXIL出版 1/30)
放送レポート 2013年3月号 no.241 あれから2年…被災地は今 メディア総合研究所(大月書店 2/20)
『観ずに死ねるか!傑作ドキュメンタリー88』鉄人社編集部・編(鉄人社 3/29)
ドキュメンタリーカルチャーマガジン「neoneo」02 特集 原発とドキュメンタリー(neoneo編集室 3/31)
『雑食映画ガイド』町山智浩柳下毅一郎ギンティ小林双葉社 4/17)
放送レポート 2013年5月号 no.242 原発事故報道を語る メディア総合研究所(大月書店 4/20)
ビデオ・ザ・ワールド 2013年5月号=最終号=(コアマガジン 5/8)
『メディアが震えた テレビ・ラジオと東日本大震災』丹羽美之 藤田真文・編(東京大学出版会 5/24)
GALAC 2013年7月号 特集 決定!第50回ギャラクシー賞 放送批評懇談会(KADOKAWA 6/6)
『ぼくらはヴィジュアルで思考する』諏訪敦彦ホンマタカシ・飯村隆彦・松本俊夫ほか(現代企画室 6/14)
『ユーザーからのテレビ通信簿』戸田桂太・小玉美意子(監修)(学文社 6/28)
GALAC 2013年8月号特集 詳報!第50回ギャラクシー賞 放送批評懇談会(KADOKAWA 7/6)
『銀幕のなかの死刑』京都にんじんの会・編(インパクト出版会 7/7)
放送レポート2013年9月号 No.244 「名張毒ぶどう酒事件」を追い続けて メディア総合研究所(大月書店 8/23)
『ドキュメンタリーのすすめ』森田正明石川テレビ・扶桑社 9/25)
福島原発事故 タイムライン2011−2012』福島原発事故記録チーム(岩波書店 9/27)
ドキュメンタリーカルチャーマガジン『neoneo』vol.03 ゼロ年代(プラスワン)とドキュメンタリー(neoneo編集室 10/10)
放送レポート 2013年11月号 no.245 「映画」に挑む制作者たち メディア総合研究所(大月書店 10/21)
『映画になった奇跡の実話』鉄人ノンフィクション編集部(鉄人社 10/24)
『現代中国独立電影(DVD付き)』中山大樹(講談社 11/15)
『アジア映画で〈世界〉を見る』夏目深雪・石坂健治・野崎歓・編(作品社 12/26)

■映画史・映像史
『ステラMOOK 思い出テレビ 60年』NHKサービスセンター・編(NHK出版 1/30)
『モダン・ライフと戦争 スクリーンのなかの女性たち』宜野座菜央見(吉川弘文館 歴史文化ライブラリー 2/20)
『実録やくざ映画大全』別冊映画秘宝洋泉社 4/1)
『惨劇の世界映画事件史』別冊映画秘宝洋泉社 4/26)
『大阪に東洋1の撮影所があった頃』安井喜雄ほか(新なにわ塾叢書 4/30)
放送研究と調査 2013年6月号 テレビ60年の考古学〜1970年代 ドキュメンタリーに何が起きていたか(放送文化研究所 6/1)
『放送批評の50年』放送批評懇談会(学文社 6/5)
『「AV女優」の社会学鈴木涼美青土社 6/24)
『80年代テレビバラエティ黄金伝説』洋泉社MOOK(8/5)
『中国抗日映画・ドラマの世界』劉文兵(祥伝社新書 10/2)
自衛隊協力映画』須藤遥子(大月書店 10/21)
『千本組始末記 アナキストやくざ笹井末三郎の映画渡世』柏木隆法(「千本組始末記」刊行会 10/22)
『「テレビリアリティ」の時代』大見崇晴(大和書房 11/22)
『新東宝・大蔵 怪奇とエロスの映画史』二階堂卓也(洋泉社 12/21)
『例のプール』例のプール研究会(アスペクト 12/27)

■作品関連書
『メイド イン ジャパン 驕りの代償』井上久男(NHK出版 1/19)
『42.195kmの科学 マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」』NHKスペシャル取材班(角川oneテーマ21 2/9)
『ラブホテル・コレクション』村上賢司アスペクト 2/12)
名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の半世紀』東海テレビ取材班(岩波書店 2/16)
『キャパの十字架』沢木耕太郎文藝春秋 2/17)
ブータン 幸せの国の子どもたち』NHKドキュメンタリーWAVE取材班、アグネス・チャン、岡本央(東京書籍 2/22)
『世界で最も美しい書店』清水玲奈(エクスナレッジ 2/26)
永山則夫 封印された鑑定記録』堀川惠子(岩波書店 2/27)
『証言記録 東日本大震災NHK東日本大震災プロジェクト(NHK出版 2/27)
石巻市立湊小学校避難所』藤川佳三(竹書房新書 2/28)
『うちは精肉店本橋成一農山漁村文化協会 3/5)
『35日間世界一周!! Part3 南欧南米・世界遺産編』水谷さるころイースト・プレス 3/7)
『グレートジャーニー探検記』関野吉晴(徳間書店 3/9)
『ザ・ノンフィクション 花の中学生応援団』村井明日香(朝日新聞出版 3/12)
『タイムスクープハンター』NHK「タイムスクープハンター」制作チーム(河出書房新社 3/23)
『核の難民―ビキニ水爆実験 「除染」後の現実』佐々木英基(NHK出版 3/23)
『旅歌ダイアリー』ナオト・インティライミ幻冬舎 3/29)
『巨大津波―その時ひとはどう動いたか』NHKスペシャル取材班(岩波書店 3/29)
オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1 二つの世界大戦と原爆投下』オリバー・ストーン ピーター・カズニック(早川書房 4/4)
綾瀬はるか「戦争」を聞く』TBSテレビ「NEWS23」取材班・編(岩波ジュニア新書 4/20)
池上彰と学ぶ メディアのめ』「メディアのめ」取材班・池上彰NHK出版 4/23)
『激走!日本アルプス大縦断』NHKスペシャル取材班(集英社 4/26)
ヤマザキマリのアジアで花咲け!なでしこたち』ヤマザキマリNHK取材班(メディアファクトリー 5/17)
『戦場の軍法会議NHK取材班・北博昭(NHK出版 5/25)
『尊厳の芸術―強制収容所で紡がれた日本の心』デルフィン・ヒラスナ(NHK出版 5/28)
『産みたいのに産めない 卵子老化の衝撃』NHK取材班(文藝春秋 5/31)
オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 3 帝国の緩やかな黄昏』オリバー・ストーン、ピーター・カズニック(早川書房 6/6)
『兄 かぞくのくに』ヤン・ヨンヒ小学館文庫 6/6)
『アジアで花咲け!なでしこたち2』たかぎなおこNHK取材班(メディアファクトリー 6/14)
メルトダウン 連鎖の真相』NHKスペシャル取材班(講談社 6/15)
新耳袋殴り込み 第一夜』ギンティ小林角川ホラー文庫 6/21)
NHKスペシャル 生活保護3兆円の衝撃』NHK取材班(宝島SUGOI文庫 6/22)
『日本人は何を考えてきたのか 昭和編―戦争の時代を生きる』NHK取材班(NHK出版 6/26)
原発爆発』倉澤治雄(高文研 6/28)
里山資本主義』藻谷浩介・NHK広島取材班(角川oneテーマ21 7/10)
ドーバーばばぁ』中島久枝(新潮文庫 7/27)
『未来へ伝える 私の3・11 1 語り継ぐ震災 声の記録(CDブック)』IBC岩手放送・編(竹書房 8/2)
プロフェッショナル 仕事の流儀 運命を変えた33の言葉』NHK「プロフェッショナル」制作班(NHK出版新書 8/8)
『手から心へ 辰巳芳子のおくりもの』河邑厚徳NHK出版 8/9)
疎開した四〇万冊の図書』金高謙二(幻戯書房 8/10)
『クロスロード・オキナワ』鎌倉英也・宮本康宏(NHK出版 8/27)
そして父になる【映画ノベライズ】』是枝裕和・佐野晶(宝島社文庫 9/5)
『ニッポンのジレンマ ぼくらの日本改造論』古市憲寿ほか(朝日新書 9/13)
『魂の旋律―佐村河内守古賀淳也・NHK取材班(NHK出版 10/25)
『ヤノマミ』国分拓(新潮文庫 10/28)
原発メルトダウンへの道―原子力政策研究会100時間の証言』ETV特集取材班(新潮社 11/18)
『老人漂流社会』NHKスペシャル取材班(主婦と生活社 11/22)
『変身 Metamorphosis メルトダウン後の世界』堀潤角川書店 11/26)
『足元の小宇宙』埴沙萠(NHK出版 11/27)
零戦 搭乗員たちが見つめた太平洋戦争』神立尚紀・大島隆之((講談社 12/10)
『馬喰』松林要樹(河出書房新社 12/17)
『TVドラマ「ノーコン・キッド」から見るゲーム30年史』アンビット書籍編集部(徳間書店 12/20)
ヤマザキマリのアジアで花咲け!なでしこたち2』ヤマザキマリメディアファクトリー 12/20)
中村勘三郎物語』生島淳(構成)・フジテレビドキュメンタリー取材班(協力)(扶桑社 12/21)
和風総本家 十二代目 豆助 オフィシャル フォトブック』テレビ大阪・森下泰樹(新紀元社 12/27)

■作家論
中谷宇吉郎の森羅万象帖』福岡伸一ほか(LIXIL BOOKLET 3/20)
『【増補決定版】若松孝二 反権力の肖像』四方田犬彦・平沢剛 編(作品社 4/6)
『「監督失格」まで 映画監督・平野勝之の軌跡』平野勝之柳下毅一郎ポット出版 4/16)
『忘れられない日本人移民 ブラジルへ渡った記録映像作家の旅』岡村淳(港の人 4/22)
『回想・寺山修司 百年たったら帰っておいで』九條今日子(角川文庫 4/25)
大島渚』文藝別冊/KAWADE夢ムック(河出書房新社 5/27)
山田太一』文藝別冊/KAWADE夢ムック(河出書房新社 5/27)
『竜二漂泊1983 この窓からぁ、なにも見えねえなあ』谷岡雅樹三一書房 7/6)
寺山修司劇場 「ノック」』ワタリウム美術館日東書院本社 7/16)
『撮影術 映画キャメラマン大津幸四郎の全仕事』大津幸四郎以文社 7/24)
『もういちどつくりたい テレビドキュメンタリスト・木村栄文』渡辺考(講談社 7/31)
大島渚の時代』小野沢稔彦(毎日新聞社 8/1)
マイケル・ムーア、語る。』マイケル・ムーア辰巳出版 10/24)
放送研究と調査 2013年11月号 制作者研究 吉野兼司(放送文化研究所 11/1)
放送研究と調査 2013年12月号 制作者研究 吉田直哉(放送文化研究所 12/1)
『燃ゆる海峡―NDUと布川徹郎の映画/運動に向けて』小野沢稔彦・安井喜雄・中村葉子(インパクト出版会 12/5)

■制作現場・スタッフ回想
『テレビはなぜおかしくなったのか』金平茂紀永田浩三・水島宏明・五十嵐仁(高文研 1/9)
『言葉のチカラ』三宅民夫NHK出版 1/26)
『それでもテレビは死なない〜映像制作の現場で生きる!』奥村健太(技術評論社 2/23)
『それでも彼女は生きていく 3.11をきっかけにAV女優となった7人の女の子』山川徹(双葉社 2/27)
『わたくしが旅から学んだこと』兼高かおる小学館文庫 3/6)
『松竹青春物語』荒井富雄(大空出版 3/8)
『ザ・ミッション 戦場からの問い』山本美香早稲田大学出版部 3/30)
『AV女優のお仕事場』溜池ゴロー(ベスト新書 5/9)
名前のない女たち』中村淳彦(宝島社新書 5/10)
『沖縄ワジワジー通信』金平茂紀七つ森書館 5/22)
『仕事や人生や未来について考えるときにアーティストが語ること』真利子哲也ほか(フィルムアート社 5/25)
『小さな会社でもできる「テレビCM完全ガイド」(DVD付)』宮崎敬士(サイゾー 8/30)
『てれびバカ ツッパリオヤジVS小悪魔オヤジ』藤村忠寿・西田二郎(角川マガジンズ 8/30)
『腹を割って話した(未知との遭遇)』藤村忠寿嬉野雅道イースト・プレス 9/7)
『テレビジョンは状況である―劇的テレビマンユニオン史』重延浩岩波書店 9/27)
『テレビもわたしも若かった』萩野靖乃(9月)
『With Love!僕が棲んだテレビ箱』上田信(万来舎 10/10)
『わが青春 岩波映画テレビ室』ごうだ かん(東銀座出版社 10/25)
『映画の人びと』渋谷典子(バジリコ 11/18)
『テレビ報道職のワーク・ライフ・アンバランス』林香里・谷岡理香(大月書店 11/20)

■上映
岩波ホールと〈映画の仲間〉』高野悦子岩波書店 2/27)
『字幕屋のニホンゴ渡世奮闘記』太田直子岩波書店 4/16)
『あきらめない映画 山形国際ドキュメンタリー映画祭の日々』山之内悦子(大月書店 9/27)
『映画宣伝ミラクルワールド』斉藤守彦洋泉社 10/29)

■制作技法
『ドキュメンタリーの語り方 ボトムアップの映像論』遠藤大輔(勁草書房 5/15)
『プロジェクション・マッピング入門』尾崎マサル玄光社 9/26)
『TVディレクターの演出術』高橋弘樹(ちくま新書 11/6)

■「ドキュメンタリスト」による本
『四月七日の桜 戦艦「大和」と伊藤整一の最期』中田整一(講談社 4/2)
『どんくさいおかんがキレるみたいな。』松本修新潮文庫 4/27)
『実録 相沢事件〜二・二六への導火線』鬼頭春樹(河出書房新社 5/16)
『ねこ歩き』岩合光昭(クレヴィス 5/29)
『ボケたっていいじゃない』関口祐加(飛鳥新社 5/30)
『ガラスの巨塔』今井彰(幻冬舎文庫 6/11)
『少女たちの昭和(らんぷの本)』小泉和子河出書房新社 6/22)
『歌舞伎町ラブホテル 夜間清掃員は見た!』山谷哲夫(宝島SUGOI文庫 7/4)
『ジプシーにようこそ!』たかのてるこ幻冬舎文庫 7/5)
『たたかえ!ブス魂』ペヤンヌマキ(ベストセラーズ 8/21)
『「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい』森達也ダイヤモンド社 8/23)
『わたしも、がんでした。がんと共に生きるための処方箋』砂田麻美ほか(日経BP社 9/9)
『僕らのニュースルーム革命』堀潤幻冬舎 9/12)
『僕がメディアで伝えたいこと』堀潤講談社現代新書 9/18)
『サーカスの時間』本橋成一河出書房新社 10/25)
『裏歌舞伎町まりあ横丁―新大久保コリアンタウンの哀しい嘘』山谷哲夫現代書館 11/28)
クラウド 増殖する悪意』森達也(dZERO 12/19)

■「出演者」による本
ビッグダディの流儀』林下清志(主婦と生活社 4/26)
『ハダカの美奈子』林下美奈子(講談社 5/2)
『何度踏みつけられても「最後に笑う人」になる 88の絶対法則』マック赤坂幻冬舎 6/12)
『クニ子おばばと山の暮らし』椎葉クニ子(WAVE出版 7/12)
『冤罪放浪記 布川事件 元・無期懲役囚の告白』杉山卓男(河出書房新社 7/20)
被爆医師のヒロシマ 21世紀を生きる君たちに』肥田舜太郎新日本出版社 7/25)