蟹工船で五十六で仕掛人!
重役・社長・総理大臣!
トヨタクラウンが似合う名優&名監督・
山村聰さん(1910年2月24日生まれ)の
生誕百年特集を期待します!
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「……翌54年製作を再開した日活と監督契約を結び、同年『黒い潮』を監督する。井上靖の原作、菊島隆三の脚本で、49年7月に起こった国鉄総裁・下山定則の怪死をめぐって自殺説、他殺説が乱れる中で真実追求に向かいながら背後の巨大な権力に敗北する新聞記者の一連の行動を記者の人間性とこれを取り巻く社会状況を綿密にとり入れて、一つの政治映画として高く評価された作品であり監督・山村の名を一躍クロース・アップした作品でもある。出演は山村のほか、滝沢修、東野英治郎、左幸子、津島恵子といった顔ぶれで、助監督には鈴木清順、今村昌平、浦山桐郎、鍛冶昇がついた。撮影は54年春から夏にかけて、じっくり行われた。筆者は美術の担当者として、新築の日活ステージに毎日新聞社をモデルとして編集局をステージいっぱいに組み込んだが、デスクの数は百以上、夜間ロケには驚くほどの大量の照明を使用した大がかりなものであった。スタッフも新会社にはせ参じた若手の技術者ばかりで全員やる気十分、一ショットもゆるがせにしない熱気のこもった撮影であった。当時の新聞社にはすでに螢光灯がとりつけてあったが、セットでは事件当時を再現するため旧型の電灯を使用、その白い笠をすべてブルーに吹きつけて画面のトーンを整えるなど細部に気をつかい、また冷房装置のない時代なので、本物の氷柱をデスクの脇においていたが、これがライトの熱ですぐに溶け、何百貫という氷を使用した。こうした綿密なセット撮影によって、映画は山村自身も、おそらく会心の出来と思われ、興行的にも再開日活の初のヒットとなった。演出中の山村のスタンドインは若き日の浜村純がつとめた。山村はこれでブルー・リボン新人賞、毎日映画コンクール男優主演賞を獲得した。」
キネマ旬報「日本映画監督全集」改訂版より抜粋、執筆:木村威夫(!)
浜村純さんが……身長が同じくらいなんでしょうか。
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