中野のあの名店(3F奥)に入荷してました!
去年のちょうど今頃
「変わらないにもほどがある! - 4310」
と書きましたが今年も不変の定価150円!
いやむしろ表1〜表4までたっぷり62ページ分使って
150円って……内容充実し過ぎです!
▽58号の主な内容
表紙漫画:平野まさのり「戦車vs日本刀」
漫画:いつづきかなう/古海鐘一/塚本ねぎま/ほしのゆりか/破雲泥
コラム:漫棚通信出張版「日本人をどう描くか」/五味洋子「追悼 金田伊功」/蛭子神建[元]/笹生那実/足立守正(白河夜舟舎)「ニッポンマンガ実写映画の歩み(6)」/飯田橋修一/啓蒙天国通信出張版/風夏琳/早波慧「同人作家の現況と戦略」
エッセイ漫画:堀内満里子「米沢嘉博記念図書館」/岸川浩利/三五千波
ヨイコノウワサ:「『東峯子』を語ろう。」「めざせ!少女漫画の奥座敷。」「『メルモちゃん』福山マヂック全開なりっ。」「特価五十円『馬蹄島の奇跡』で手塚治虫入門。」
漫画も粒揃いですがコラムもしっかり"ジャーナリズム"してて面白い!
個人的には「コミケの市場規模は年間4000億円」というのに驚きました(笑)
あと、当森正こと足立守正さんの「ニッポンマンガ実写映画の歩み」で、
去年の短篇調査団(75)しつけの巻で上映した
『テレビッ子マンガッ子のしつけ』(1972)が詳しく紹介されているのも
嬉しいですねえ。
(活字世代の原知佐子さんが秋田書店版"サンデーコミックス”の
『忍法十番勝負』でマンガを「見る」練習をするのが可笑しいんです。
作品データ→ http://d.hatena.ne.jp/tancho/20080924)
さて、来年はいよいよ創刊30周年?
「暮しの手帖」ともあろう老舗が↓こんなスカスカなムック
(暮しの手帖社 | シネマの手帖 昭和篇)
をお出しになったりする寂しいご時世ですが、
「漫画の手帖」には今後もさらに充実した誌面を期待します!