シネマヴェーラ「緑魔子伝説」

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今日たまたま渋谷を出歩いていたので
ちょうど時間が合った『“ñ•C‚Ì–ÄŒ¢』見てきました！
あ〜面白かった！超ゼイタクな風俗映画。
今なら『小川真由美の小悪魔ageha』と呼びたくなるような
真由美さん扮する"Ｔ嬢"と杉浦直ちゃんの証券マンとの
いまひとつリアリティのないラブゲーム(？)を柱としながらも、
これがデビュー作というのが信じられない魔子さまの
超ふてぶてしいギャルギャル演技をはじめ、
出てくる役者さんが無駄に豪華かつ素晴らしく巧演のため、
なんだか"深みのある人間ドラマ"を見ている気がしてきます(錯覚)
「杉村春子先生以外の文学座総出演」というフレコミ通り、
三津田健さん、加藤武さん、草野大梧さんなどなど
出オチに近い方々がお客さんとして続々登場（名優の無駄遣い）
中でもギター青年・岸田森さんには必然性の薄さに爆笑。
女性陣では沢村貞子さん(やり手)、若水ヤエ子さん(自称純情な乙女)が大活躍。
個性の強過ぎる新劇チームを前に、陰の薄い東映チームでは
潮健児さん(按摩さん)と新井茂子さん(お嬢さんＴ嬢)が目立ちました。
そして、下飯坂菊馬＋渡辺祐介コンビの話術にも惚れぼれ。
痴情のもつれの合間に「中ソ対立」なんてギャグを入れたりと、
風俗ものを堂々と楽しんで作っている姿勢が良かったですね。
任侠路線以前の東映大泉作品は、
見られること自体が貴重…という状態が続いている中で、
この路線は以前から見たかったのでとても嬉しかったですハイ。
明日上映の『‚©‚à』も見たいなあ。
（『いろ』『ひも』『ダニ』とかも…）

２本立上映の『Œä—p‰å@‹S‚Ì”¼‘ ‚â‚픧¬”»』は
ある意味『勝新のドリフ大爆笑』。
半蔵さんのからくり屋敷とか"例の鍛練"とかエロい取り調べ方法とかは
ちょっとアレンジすれば"もしもシリーズ"でもいけそうですし、
名和宏さんのバカ殿ぶり(爆発メイク)、西村晃さんの殿中での歩き方など
シネスコの画面で延々とコントが演じられるゼイタクさに感激しました。
『GOEMON』とか『THE LAST PRINCESS』とか『全裸侍』とかも結構ですが、
どうせなら今度はこのシリーズをリメイクしてくれないかなあ。
待ってます『GOYO-KIBA』！！

あっ！こんなDVD↓が出てるんだ！！

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