フィルムセンター「発掘された映画たち2009」

4/21(火)〜5/3(日)：全12プログラム
http://www.momat.go.jp/FC/NFC_Calendar/2009-5A/kaisetsu.html

A-9 ＜新大都映画＞（計79分）
4/24(金)15:00・4/29(祝)13:00
素材提供：プラネット映画資料図書館

『剣劇女優とストリッパー』
1953年頃に際物作品をわずかに残して瞬く間に映画史から消えていった新大都映画の作品を2本紹介する。戦前に次ぐブームを迎えつつあった女剣劇を題材に、剣劇女優を主人公にした劇仕立ての作品。映倫のフィルム審査でストリップ場面の部分的な削除が要請されている。ナレーションは元弁士の加藤柳美(りゅうび)。
1953年／26分／監督：平沢襄二
出演：大都あけみ、奥山紗代、三島百合子、空飛小助、キャロル都

『アナタハン島の眞相はこれだ！！』
戦争末期、マリアナ諸島のアナタハン島に漂着した日本人男性たちは、島に住んでいた唯一の日本人女性へ欲望のまなざしを向け、悲劇へと発展する…。実話を映画化したもので、当事者である比嘉和子本人が主演するという異色作。
1953年／53分／監督：盛野二郎
出演：比嘉和子、高野眞、小泉郁之介、諏訪孝介、加藤勇、佐伯徹、熊木浩介、里木三郎、大塚周夫(←笑)