クローズアップ現代 ♯2816「実験が怖い〜理科離れする教師たち」

去年実施された調査によれば、小学校教師で勤続10年以下の若手の8割が「観察・実験についての知識・技能が低い」と回答。「塩酸が怖い」「子供に質問されるとオドオドしてしまう」など基本的な知識さえ乏しい実態が明らかになった。
その背景には、若手教師が子ども時代に受けた「ゆとり教育」で科学に対する興味を失ってしまったことや、理科を学ばなくても教師になれる仕組みがある。どうすれば教師の“理科離れ”を防げるのか、ヒントを探る。
http://www.nhk.or.jp/gendai/

うわー、面白かった!
もう放送終わっちゃったんですけど、再放送希望します!
ゆとり教育」見直しで理科の授業を増やしても、肝心の先生が……!
ってところがいろんな意味で衝撃的でした。価値観のコペルニクス的転回、
敗戦直後の墨塗り教科書くらいの混乱が起きてもおかしくないかも(←それは大袈裟)
でもまあ、見方を変えれば若い先生方は子どもと一緒に学べる楽しみがあるわけですね。
今こそ仮説実験授業の出番なんでしょうか。
「ここで映画を止めて、違う意見の人と言い負かしっこしてください」
と命令するナレーションが
2007年の山形映画祭で観客席をどよめかせた
視聴者参加型インタラクティブ16mm映画(!)
『ものとその重さ』(1969)をはじめとする、
岩波映画の「科学教育映画体系」をオススメしたい……!
教育をたのしく考えなおす出版社・仮説社【本・おもちゃ・実験器具販売】さんでDVD販売中…もうちょっとお安いと嬉しいんですが)

仮説実験授業のABC―楽しい授業への招待

仮説実験授業のABC―楽しい授業への招待